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診療疾患および症状と当院での対応。


検査案内

MRIを始め、当院では全身の検査が行えます。


専門外来

頭痛・メマイ・認知症など。


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専門外来

当院は専門外来を行っています。専門外来では、それぞれの疾患・症状に特化した診察・検査・治療・指導を行います。その対象は、専門的な診察・治療を希望されて来院される方です。

しかし、患者様によっては、ある症状で何気なく受診され、診察すると専門的治療などが必要と判断される方が少なからずあるいはかなりいらっしゃいます。そのような方も、初診時より専門外来の対象として対応して行きます。
基本的には、診察・検査・治療は健康保険で行っています。

頭痛


殆どの方が、何らかの頭痛を覚えそれにより、大なり小なり生活に支障をきたしているといって過言でありません。色々な頭痛があり、対応や治療はそれぞれに異なります。
頭痛を覚えたら専門外来を受診しましょう。

頭痛には機能的なものと病的なものがあります。

機能的なものとはいわゆる頭痛持ちの頭痛です。本人はつらいでしょうが放っておいても心配の無い頭痛です。一般的に緊張型頭痛と偏頭痛があります。

緊張型頭痛は、ストレス社会という背景に加え、性格的・体質的に日本人は多くの方がこの頭痛に悩まされています。子供も例外ではなくなっています。

偏頭痛は、頻度は少ないと言え、痛みは重篤でとても仕事・勉強どころではなく大概は寝込むことになります。

この二つの頭痛は薬物治療が主体になりますが、投薬がまったく異なります。したがって専門的な診断が極めて重要です。
また、心配の無い頭痛とは言え、苦痛・日常の生活や仕事への影響は大変なものです。経済学的マイナス効果もかなりなものと推計されています。適切な治療と投薬により、つらい頭痛から開放されます。

病的頭痛とはその原因となるさまざまなものがあり、適切な対応を要します。
そして、気をつけなければならないのも病的頭痛です。診断には専門医の診察と脳MRIが欠かせません。放置すると取り返しがつかなくなる可能性も少なからず有ります。
脳腫瘍、くも膜下出血、脳炎、髄膜炎、水頭症、慢性硬膜下血腫などは緊急を要します。
頭痛を覚えたら一度頭痛専門外来を受診しましょう。特に、今まで感じたことの無い頭痛を覚えたら必ず受診してください。

メマイ


メマイは種々あり原因も多岐にわたります。二つに分けることができます。
病的メマイと機能的なもの。いずれにも回転性メマイと非回転性のものがあります。
頻度的に多いのは内耳の三半規管の機能的異常から来る良性頭位メマイ症(形態的にまったく耳や脳に異常なく頭や体位を変換すると回転性メマイが起きる)です。

頻度的に少なくても、当然病的メマイが怖く医療的に極めて重要です。
なぜなら、病的メマイは脳幹部あるいは小脳の異常が原因となることが多く、脳幹部の障害は寝たきりあるいは植物人間となる可能性が高く、小脳の障害も小脳失調で寝たきり状態になることもあります。

     

メマイを伴う脳腫瘍も決して稀ではありません。

メマイを感じたら専門外来を受診して下さい。ことにメマイに平衡感覚の障害(躯幹失調)・手足が思うようにあるいは正確に動かせない(肢節失調)・ロレツの回りが悪いなどを伴う場合は緊急を要します。

認知症


現在約200万人の認知症患者がおり、65歳以上の老齢者の6%がさらに80歳以上では20%の方が認知症と推計されています。長寿・高齢化に伴い増加傾向にあり、認知症への対応は大きな社会問題になりつつあります。
 
   認知症の主な原因疾患

認知症をきたす原因は表に示すように種々ありますが、脳血管性(VD)が45%、アルツハイマー型(AD)が30%少々、混合型あるいは鑑別困難が15%弱と殆どが脳血管性とアルツハイマー型です。

VDは動脈硬化が原因です。正常と思われる方の脳MRIで、脳白質変性・脳室周囲高信号域(何れもボケの卵)や1mm前後の小さな脳梗塞(無症候性脳梗塞)などの認知症の原因となる変化がかなりの頻度で見受けられます。認知症になる前であれば、食生活・生活習慣の健全化でVDを回避することができます。50歳になったら、脳MRIを受ける事を強くおすすめします。

ADは海馬を中心に前頭葉から頭頂葉にかけアミロイド変性が出現・進行し認知症に至る病気です。遺伝的背景があります。又、認知症になるかなり前から画像診断で海馬の萎縮が認められます。

海外データでは、無症状の海馬萎縮の例にAD対応薬剤を予防的に投与するとそれなりの効果があるとのことです。いづれ認知症になる前であれば薬により認知症の回避が可能になるでしょう。

またADの脳神経の変化に活性酸素が関与することが明らかになっています。活性酸素を抑制するビタミンE・CやコーエンザイムQ10にADの予防・治療効果の期待が高まってきております。

ADも50歳を過ぎたら、ことに遺伝的背景のある方は定期的に脳MRIを受けてゆかれると、認知症を予防あるいは回避できるかもしれません。

認知症には治療可能なものがあります。慢性硬膜下血腫・正常圧水頭症・良性脳腫瘍などです。治療にはタイミングが重要で時機を逸すると認知症の回復も思わしくありません。適切に対応すれば認知症は回復します。これらは脳MRIで正確に診断できます。
確実に言える事は、認知症も早期診断、早期治療が肝要だと言うことです。診断には、脳MRIがどの認知症に対しても最も有用です。

また種々の認知症評価テストやスクリーニングテストがあり、これらも認知症の診断・経過観察・治療の評価に役立っています。適当な時期にあるいは怪しいと感じたら専門外来を受診しましょう。

脊椎症


脊椎を構成する椎骨・椎間板・靭帯などの変化やそれらが神経や脊髄を圧迫することにより、筋肉のハリ・コリ・痛み、手足の知覚障害・運動障害をきたします。

脊椎症には頸椎症と腰椎症があります。最も頻度の高いものは椎間板がつぶれそれが神経に触れさまざまな症状を出す椎間板ヘルニアです。軽度あるいは初期でも肩こり・首筋のハリ・腰痛の原因となり、QOLやADLを低下させます。進行すると手足や後頭部にシビレや痛みが走る(坐骨神経痛・後頭神経痛が有名)ようになりさらに手足の運動麻痺が出現します。

最も怖いのは頸椎症で、頸部で脊髄が圧迫されている場合です。このような例で、転倒やむち打ちなどで頸部を強く捻挫し脊髄が障害されますと、肩以下の両側全身に運動・知覚障害が出現します。重篤な場合、生きてゆくためには食事をはじめ、すべからく他人の介助が必要となります。

頸椎症では生活や運動の制限が必要になります。脊椎症の診断は、MRIが神経・椎間板・椎骨・靭帯などの関係や変化を正確に画像化できる唯一の手段です。

また、神経学的な検査で病変の部位や程度がわかります。治療も医学の進歩で、かなりの例が内視鏡的に安全に、比較的容易に治療できるようになってきています。

したがって、治療は早期にあるいは症状の軽いうちにという方向になりつつあります。症状が重くなるあるいは年齢を重ねますと、治療も困難になりまた治療効果も思わしくなくなりますので、上記のような症状のある方は早めに専門外来を受診して下さい。